哲学のお椀 第18椀 ゆずれないものをやわらかくまもる(後編)


日常の気になるテーマをゆるやかに「哲学」ととらえてお椀に乗せる、『哲学のお椀』。略して『哲椀』。

前回に引き続き、テーマは「ゆずれないものをやわらかくまもる」。

「自分にとって大切な何か」(What)をどのように守るのか?(How)

守ろうとしたときに発生が想定するバックラッシュ(反動や揺り戻し)。それに対して、どのように向き合うのか?

そもそも、「大切な何か」について語るときに、意識的にせよ無意識的にせよ、「別の誰かの大切な何か」を傷つけてしまうこともあるのでは?

話は入り組み、錯綜するも、安田菜津紀さんの新刊『遺骨と祈り』などを拠り所にしつつ、考え続けます。

こういうことって、「語り続けることで、紡ぎ得る何か」がある。そんな実感が芽生えつつあります。


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