
日常の気になるテーマをゆるやかに「哲学」ととらえてお椀に乗せる、『哲学のお椀』。略して『哲椀』。
前回に引き続き、テーマは「ゆずれないものをやわらかくまもる」。
「自分にとって大切な何か」(What)をどのように守るのか?(How)
守ろうとしたときに発生が想定するバックラッシュ(反動や揺り戻し)。それに対して、どのように向き合うのか?
そもそも、「大切な何か」について語るときに、意識的にせよ無意識的にせよ、「別の誰かの大切な何か」を傷つけてしまうこともあるのでは?
話は入り組み、錯綜するも、安田菜津紀さんの新刊『遺骨と祈り』などを拠り所にしつつ、考え続けます。
こういうことって、「語り続けることで、紡ぎ得る何か」がある。そんな実感が芽生えつつあります。
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