NVC Singapore ×ごとうにんシアター vol.2 「思い込みに身を委ねるか 抜け出すか それが問題だ」


NVC Singapore ×ごとうにんシアター vol.2 「思い込みに身を委ねるか 抜け出すか それが問題だ」

★★★イベント無事に終えました!!★★★

NVC Singapore×ごとうにんシアターvol.2『思い込みに身を投じるか 抜け出すか それが問題だ』無事終了しました!

参加者のみなさまにお礼の気持ちをお伝えするとともに、興味を持って経緯を見守ってくださった方々に、以下、活動報告させていただきます。

今回のイベントはタイトルをあの有名なハムレットのセリフ「生きるべきか 死ぬべきか それが問題だ」に寄せてみました。「もしハムレットがNVC(非暴力コミュニケーション)を知っていたら、シェイクスピアが見事に描いたあの『悲劇』は起こらなかったのか?」という壮大な!テーマで、演劇&NVCという強力なツールを使い、時にハムレットの世界に没入したり、時にメタ的な視点でハムレットに突っ込んだり、時にハムレットに共感を持って寄り添ってみたり。そういったメニューの中で、参加者のみなさんと、なんらかの楽しみや気づきをシェアすることが出来ていたらうれしいなと思っています。

日々を生きる上で必要だったり、逆にそれによって苦しめられたりする「思考の自動運転」。「思考の自動運転」にちょっと自覚的になってみたい、視点や気持ちを切り替えてみたいなという時に、普段の言葉の使い方や気持ちの向け方とは違う世界に触れられるというのが、NVCと演劇の共通点かな、と、個人的には思っています。

今回のイベントを経て、NVCと演劇との掛け算の可能性について、また視野がぐんと広くなったように感じています。興味を持たれた方がいらしたら、お気軽にご連絡いただけたらと思います。たんに「何やっていたのかもうちょっと知りたいな」とかでも結構です。

さだかね志保さん、今回も素敵な企画を共同開催してくださりありがとうございました!

ご参加いただいみなさま、ありがとうございました!


【イベント内容】
「NVC* Singapore ×ごとうにんシアター**」コラボ企画。ご好評につき第2回目の開催となりました!今回は、「思考の自動運転」について紐解いていきます。

「あ、そういや今度の外食、何食べに行こうかな〜」

例えば車を運転中、自転車に乗っている時、このように、あなたの意識が「考えること」にスイッチすると、車や自転車の運転は、あなたのこれまでの経験や習慣などが反映された潜在意識によって、自動運転モードに入ります。

遺伝子の働き方を研究する細胞生物学者によると、私たちの日常において、意識が「考えること」へ向かっている時間はなんと95%!

ということは、私たちの現実のほとんどは、この自動運転モードによって形作られているといっても過言ではないのかもしれません。

今回は、演劇の世界で描かれる「自動運転モード」を味わい、翻ってあなたの「自動運転モード」へ目を向けてみる実験を考えています。

*Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション。臨床心理学者マーシャル・ローゼンバーグが体系化したコミュニ ケーション手法。自分の内と外に平和をつくるプロセス。

**「ご当人が、ご当人のエピソードを『場』に開示して、1人以上の人間がそれを大切に受け止める」取り組み。即興劇から、長い時間をかけてひとつの戯曲を編んでいき、舞台作品に落と し込んでいくところまでを視野に入れている。

【ファシリテーターのプロフィール】
さだかね志保
NVC Singaporeプログラムディレクター
学生時代から教育現場に身を置き、留学先の英国ヨーク大学では教育学及び発達心理学を専攻。卒業と共に英語科教員免許を取得するも、教育から離れたキャリアを歩む。パートナーのシンガポール異動を機に、キャリアチェンジ。全ての教育現場に非暴力の精神が根付くことを願い、NVC Singaporeに創設期から参画。各種セミナー開催、コンテンツ開発に携わる。シンガポール政府機関からの依頼を受け、幼保向けNVCプログラム開発にも携わる。すでに日本に帰国しているが、シンガポールにいる仲間と共に、家庭、教育、ビジネスの場にNVCを広めるため鋭意活動中。津田塾大学英文学科卒。

NVC Singapore
nvc.sg/japanese

棚田浩章
劇作家・演出家・TVディレクター。大学を中退して在学時の仲間 と劇団を結成、20代を劇団主宰として過ごす。劇団活動休止後、 個人で国内外のアーティストと制作現場を共にしながら、並行して 映画・心理学を学ぶ。パートナーの妊娠・出産を機にソーシャルワ ークの領域に関心を持つ。1年間の育児休業を取得し、その後10 年間温めていた演劇プロジェクト「ごとうにんシアター」 の開始を決意。現在、海外向けTV放送NHK WORLD-JAPANのディレクター業務に従事しながら、「演 劇的手法で対話の場を開く」試みを続けている。筑波大学第一学群社会学類中退。映画美学校ドキュメンタリーコー ス高等科修了。放送大学教養学部教養学科心理と教育コース卒業。

ごとうにんシアター
gotonin.com

(イベントへのお申込みはこちらのリンク先(Peatix)から!)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP